CGでは、ある位置から全方向に照射する光源をよく用います。
このような光源を
点光源 といいます。
点光源の設定には
PointLight を用います。
PointLight の後に { } をつけて、
その中に location と書いて、光線方向を表します。
また、その中に color と書いて、色を表します。
以下、点(10,10,0) から全方向に照射する
赤い点光源の記述例です。
#VRML V2.0 utf8 PointLight { location 10 10 0 color 1 1 0 } |
太陽光のように、非常に遠い場所から照射される光は、
どこから見ても同じ方向にあるように見えます。
このような光源を
平行光源 といいます。
平行光源の設定には
DirectionalLight を用います。
DirecionalLight の後に { } をつけて、
その中に direction と書いて、光線方向を表します。
また、その中に color と書いて、色を表します。
以下、Z軸の方向に沿った黄色い平行光源の記述例です。
#VRML V2.0 utf8 DirectionalLight { direction 0 0 1 color 1 1 0 } |
最後に紹介する光源は
スポット光源 です。
スポット光源の設定には
SpotLight を用います。
SpotLight の後に { } をつけて、
その中に location と書いて、位置を表します。
また、その中に direction と書いて、光線方向を表します。
また、その中に color と書いて、色を表します。
また、その中に cutOffAngle と書いて、広がりを示す数字を表します。
以下、点(10,10,0) からZ軸の方向に沿って、
広がり角0.5 で照射する、黄色いスポット光源の記述例です。
#VRML V2.0 utf8 SpotLight { location 10 10 0 direction 0 0 1 color 1 1 0 cutOffAngle 0.5 } |