TeXを使うための入門ガイドと覚え書きです。
Drag & Drop upTeXはEl Capitanで止まっているようで, これから初めて導入するなら,MacTexがおすすめのようです. この辺りに詳しい手順が書いてあります.
mactex20161009.pkgなどの名前になっているインストーラを開いてインストール. GUI (TeXShop) はいらないかと思って外してみました.
次に,TeX Live レポジトリの内容を最新版に更新する,
sudo tlmgr update --self --all
OS X に標準で用意されているヒラギノフォントを TeX で使用するため,次の一連のコマンドを実行する.
sudo cjk-gs-integrate --link-texmf --force sudo mktexlsr
ヒラギノフォントを埋め込んだPDFを作成するために,次のコマンドを実行する.
OS X 10.11 (El Capitan) 及び 10.12 (Sierra) 以降の場合
sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron
OS X 10.10 (Yosemite) 以前の場合
sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-pron
いくつかのバージョン/パッケージがありますが、 熊本学園大学の小川先生という方が配布されている、Drag & Drop upTeXというのが良いように思います。 unicodeをデフォルトで処理するupTeXをベースに作られたパッケージだそうです。
/Applications/UpTeX.app/Contents/Resources/TEX/texbinの中に、platexやbibtexやdvipdfmxなどが入っています。これをターミナルから実行すればTeXが使えます。
~/.bash_profileに、
export PATH=/Applications/UpTeX.app/Contents/Resources/TEX/texbin:$PATHと書いておくと起動が簡単になります。
platex -kanji=sjis aaaa.tex jbibtex -kanji=sjis aaaaなどとします。(しかし、utf-8を使用することを推奨します)
なお、dvipdfmxのフォントが指定されていないこともあるようです。環境設定から、以下のようにフォントを選びます。 上記では、パスを.bash_profileに書きましたが、ここでパスをクリップボードへコピーするを選ぶとパスの設定が楽です。
/Applications/UpTeX.app/Contents/Resources/TEX/texbin
上記ディレクトリにjbibtex置いても認識されない場合は、実行ファイルにになっていない可能性が有ります。
→ $chmod a+x jbibtex
いくつかのバージョン/パッケージがありますが、 熊本学園大学の小川先生という方が配布されている、Drag & Drop upTeXというのが良いように思います。 unicodeをデフォルトで処理するupTeXをベースに作られたパッケージだそうです。
/Applications/UpTeX.app/teTeX/binの中に、platexやjbibtexやdvipdfmxなどが入っています。これをターミナルから実行すればTeXが使えます。
~/.bash_profileに、
export PATH=/Applications/UpTeX.app/teTeX/bin:$PATHと書いておくと起動が簡単になります。
platex -kanji=sjis aaaa.tex jbibtex -kanji=sjis aaaaなどとします。
mac portを使った、由緒正しいTeXのインストール方法(らしい)です。 ソースからコンパイルするので時間がかかります。 また古いコードなので、32bitしか対応していないらしいです。
http://hasumi.info/~h2/2009/01/30/mac-os-xのtex環境/
% sudo /opt/local/bin/port selfupdate % sudo /opt/local/bin/port install pTeX +utf8 +nox11
% sudo /opt/local/bin/port selfupdate % sudo /opt/local/bin/port install pTeX +sjis +nox11
% sudo /opt/local/bin/port uninstall pTeX % sudo /opt/local/bin/port clean pTeX
以下にインストーラがあるようです. TeXインストーラ3 という名前で, モットーは「誰にでもインストール出来るTeX」だそうです.
どこかからサンプルとなるtexファイルをダウンロードしておきます。(一から書くのは大変なので)
テキストエディタで自分の好きなように書き換えておきます。
ターミナルなどで、
1.platex ファイル名.tex
でコンパイルを通す。コンパイルを通すと、dviファイルが出来る。
2.dvipdfmx ファイル名.dvi
で、pdfに変換する。完成!
*画像や図は,jpeg, png, epsなどが使えます.
epsの場合は以下のことが参考になるかも
jpeg, pngの場合は以下を参考に
%JPEGを使うためにdvipdfmを指定する \usepackage[dvipdfm]{graphicx}
% ebb sample.jpgまたは
% ebb *.jpgなどします.そうすると,.bbという拡張子のファイルが同じディレクトリに用意されます.
pdflatexというコマンドを、上記のplatexの代わりに使うと、dviは作成されず直接pdfが生成されます。ただしplatexには対応していません。pdflatexはUpTexにも入っています。
上記の方法でpdfファイルは作れますが、たまにMicrosoft Wordファイルが必要になる事があります。 そんな場面で便利なのがLaTeX2RTFです。これを使うとtexからrtf (リッチテキストフォーマット)のファイルを作れます。rtfはWordでもサポートしていますのでこれで図などの入った文書を得る事ができます。
% CFLAGS=-03 make % sudo make install
最近(2013年1月), 上記の方法でうまくmakeができませんでした。ということでHomebrewから入れる方法です。
YosemiteになってからDrag & Drop upTeXをダウンロードしたけどゴミ箱に捨てろと言われる事案が発生しています。TeXとは無関係な話題ですが。
この場合は、「リンゴマーク」→「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「一般」の、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可:」を「すべてのアプリケーションを許可」にすると起動できます。一度起動すれば、あとは実行許可を元に戻しても、起動できるようになります。