DebianGNU/LinuxをベースにしたLinuxディストリビューションの一つ. デスクトップが充実していて,初心者でもとても使いやすい.
という感じで,言われた通りに全て従っていけばインストールできます.めちゃくちゃ簡単です.
次にUbuntu 8.4, Ubuntu 8.10 に captureをインストールして キヤノンなどのデジカメをUSB経由でコントロールした. 超高解像度の定点カメラなどが作れる.
$ capture capture> start capture> macro on capture> capture cat.jpg
とか
$ capture start $ capture 'macro on' $ capture 'capture cat.jpg'
のような手順で写真が撮れる.
captureで制御できるカメラは, 画像転送プロトコルの標準規格PTP (Picture Transfer Protocol: ISO 15704) というのに対応したカメラである. (さらにその中でもカメラをコントロールする拡張機能をサポートしている機種) キヤノンのすこし古いデジカメが多く対応していて, Cameras4Captureなどが制御できるらしい. 最近のカメラはあまりサポートされていないらしいが,安い機種なら 中古で1万円未満で買えるし,解像度も十分だと思われる.
Ubuntu 8.4, Ubuntu 8.10にインストールしたCaptureで, Canon Powershot A70とCanon Powershot A520をコントロールするとき, quitする(Captureサーバを終了させる)とカメラが応答しなくなる. カメラの電源をoff/onしないと復旧しない.
同じUbuntuでもCanon Powershot G10ではこのような問題は出ない. また, debian_2006_06_10_dist.tgzをインストールした玄箱(CaptureOnKurobox)では, A70とA520のどちらも正常にquitできる.
quitさせないで撮影し続ければ動くようである.しかし, Captureのread.meとPerlのサンプルによると, quitせずに400枚から1000枚の撮影をするとカメラが応答しなくなるらしい. ある程度撮影したらquitしてもう一度起動させる必要があるようだ.
sudo apt-get install build-essential sudo apt-get install libreadline5-dev
によって必要な開発環境を整える.
libusb-0.1-4 が既にインストールされているが,http://sourceforge.net/projects/libusb/ から最新版をダウンロード. (最新版と言っても、libsub-0.x.xでないとダメ。libusb-1.0.0以上は不可!!)
このまま動かすとlibptp2.so.1が見つからないというエラーが出る.そこで
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib
を/etc/profile(すべてのユーザの場合)に書く.(by 秋田先生)
bashを使っている場合、ホームディレクトリの中の.bashrcに書いてもよい。(この場合、使えるユーザは一人になる。。)
それでもうまくいかない場合,/usr/libにシンボリックリンクをはる.
秋田先生の定点カメラのサンプル http://akita11.jp/plan/usl5p-cam.html によると,こんなスクリプトで撮影できるようだ.
#! /bin/sh export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib /bin/capture 'quit' #これはおまじない? sleep 1 #これはおまじない? /bin/capture 'start' /bin/capture 'flash auto' FILENAME=`/bin/date +%Y_%m_%d_%H%M`.jpg /bin/capture "capture $FILENAME" /bin/capture 'quit' #これに続く行でFILENAMEを移動や加工すれば良い