伊藤が担当する講義科目の情報

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講義資料:LA科目「コンピュータが創る色と音」

前期水曜1,2時限

コンピュータは科学技術の中枢的存在であるだけでなく、日常生活を支える社会基盤でもあり、また娯楽や芸術を発展させるツールとしても貢献しています。 つまりコンピュータとは、それ自体がリベラルアーツ的な存在であり、これを文理融合的な側面から議論することには高い意義があると考えられます。
本講義では、コンピュータが創る色と音、具体的には映像と音響の仕組みについて、理系学生のみならず、高校で理系科目を選択していない学生やコンピュータに馴染みの薄い学生も含めて、全ての分野の学生にも理解できるように、平易に解説します。
本講義ではまず、コンピュータの仕組みについて簡単に解説します。 続いて、コンピュータが創り出す映像の仕組み、具体的には写真・ビデオ、コンピュータグラフィックス(CG)について解説し、さらにはCG技術に関係ある美術に関しても論じます。 続いて、コンピュータが作り出す音響の仕組み、具体的にはデジタルオーディオ機器の仕組みやコンピュータミュージックについて、音楽理論や楽器の仕組みを踏まえて深く論じます。 さらには、これらをインターネットで検索・配信する仕組みについても解説し、最後にこれらの技術がもたらす社会的な影響・課題について議論します。

  1. 講義概要
  2. コンピュータ・色・音の論理
  3. 写真やビデオの処理
  4. コンピュータ・グラフィックス
  5. オーディオや電子楽器の仕組み
  6. コンピュータ・ミュージック
  7. コンピュータが『探す』色と音
  8. 色と音のためのコンピュータ
  9. インターネット上の色と音
  10. コンピュータと色と音に関する問題

講義資料:1年後期「コンピュータシステム序論」

後期火曜7,8時限 (2007年度から2010年度まで担当・2011年度から他の先生に交代・2022年度から再び担当)

本講義では、コンピュータシステムの基礎知識と、その実社会での役割について論じます。 まずコンピュータの原理、仕組みについて、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの多角的な観点から論じます。 続いて近年成長しているコンピュータシステム技術を紹介し、さらにコンピュータシステムに関係ある職種について紹介します。

  1. 講義概要
  2. コンピュータシステムの基本用語
  3. ハードウェア
  4. コンピュータの内部論理
  5. アーキテクチャ
  6. オペレーティングシステム
  7. ネットワーク
  8. データベースとウェブ
  9. ハイ・パフォーマンス・コンピューティング
  10. ユビキタスコンピューティングとIoT
  11. プログラミングとソフトウェア工学
  12. コンピュータシステムの産業応用
  13. 職業としてのコンピュータシステム

講義資料:2年後期「マルチメディア」

後期月曜5,6時限

本講義では、マルチメディアを構成する多様なメディアと、それを支える基盤技術や人的知識について解説します。 まず、マルチメディアを理解するための前提知識としてのコミュニケーション技術、デザイン論、リテラシについて論じます。 続いて、そのメディアの制作や伝達を支える基盤技術(例えばウェブ、ハードウェア、基盤ソフトウェア)を解説します。 さらに、多様なメディア(文書、音響、音楽、静止画、動画、CGなど)の各要素技術について解説し、 静止画制作や音楽制作などに関して若干の実演を行います。 マルチメディアコンテンツの自由制作、およびマルチメディアに関するグループディスカッションと発表会を、本講義の最大の課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会マルチメディア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。

  1. 講義概要
  2. コミュニケーションデザインとマルチメディア
  3. ウェブとマルチメディア
  4. マルチメディアに関係ある応用システム
  5. マルチメディアと社会・ビジネス・学術体系
  6. インフォグラフィックスと情報可視化
  7. デジタル情報処理とAIの基礎知識
  8. 音響・音声の情報処理
  9. 音楽情報処理
  10. 画像処理
  11. コンピュータ・グラフィックス

講義資料:3年後期「コンピュータ・ビジョン」

後期木曜7,8時限

本講義は、視覚的情報表現の主たる媒体である画像に関する諸技術を解説します。画像の基本的な原理を学習した後に、 画像を加工するための濃淡変換、変形、特徴抽出、合成などの各技術を学び、そのプログラミング方法について深く議論します。 続いて画像の認識や流通に関する諸技術を学び、画像技術が実社会でどのように貢献しているかを議論します。 C言語を用いた画像加工プログラミングを、本講義の必須課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会画像処理エンジニア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、 講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。

  1. 講義概要
  2. デジタル画像の基礎
  3. 画像の濃淡変換
  4. 画像の幾何変換
  5. 画像の領域分割と合成
  6. 静止画像の符号化
  7. 動画像処理
  8. 2値画像の処理
  9. 画像の局所パターン検出
  10. ステレオビジョン
  11. 画像特徴量と機械学習
  12. 画像のための深層学習
  13. 画像技術の産業と歴史

講義資料:3,4年前期「情報と職業」

奇数年度開講・前期木曜3,4時限

本科目はもともと、高等学校情報科担当教員の免許状取得に際して必要な科目として設置されている教職必修科目です。その観点から、職業において情報に接するために必要な知識や技術を、高等学校教員として教えられるように、ということを目標にします。
一方で、本科目の履修者は高等学校教員を目指す学生に限らず、情報科学科の学生全般、および情報系業界に就職したい多方面の学生にまたがります。その現状を鑑みて、情報系業界に就職するためのキャリアプランのために必要な知識や歴史的背景などについても議論します。

  1. 講義概要
  2. 職業環境の情報化
  3. さまざまな業界におけるIT活用
  4. 情報技術とビジネスモデル
  5. インターネットによる社会変革
  6. 新しい技術がもたらす職業の変化
  7. 情報技術の覇権争いの歴史
  8. 情報系産業の業務内容と職種
  9. プログラミング言語と職業
  10. 専門家になるための学生時代

講義資料:大学院「ビジュアリゼーション特論」

奇数年度開講・火曜3,4時限

本科目では情報可視化に関する諸技術について解説します。

  1. 講義概要
  2. 可視化の定義・歴史・用途
  3. データ構造と情報可視化手法
  4. 情報可視化の適用事例
  5. 可視化の操作と評価
  6. Visual AnalyticsとImmersive Analytics
  7. データサイエンス・機械学習と可視化

講義資料:大学院「ビジュアリゼーション演習」

奇数年度開講

本演習では、教員自身が開発した情報可視化ソフトウェア「平安京ビュー」を用いたJavaプログラムを経験してもらいます。 「ビジュアリゼーション特論」を同時に履修していることを前提とします。


講義資料:大学院「メディアコンピューティング特論」

偶数年度開講・火曜3,4時限

本科目ではメディアコンピューティングに関する諸技術、特に画像・音楽情報処理を題材として、近年の技術を中心に解説します。

  1. 講義概要
  2. 特徴量に基づく処理
  3. 機械学習とメディアコンピューティング
  4. コンピュータビジョン
  5. 音楽情報処理

講義資料:大学院「メディアコンピューティング演習」

偶数年度開講

本演習では、画像やCGに関するプログラミングを体験します。 「メディアコンピューティング特論」を同時に履修していることを前提とします。


講義資料:情報処理学

2011年度から2015年度まで担当・2016年度から他の先生に交代

情報処理産業は、理系・文系を問わず本学の非常に多くの学生が就職する産業です。 2008年には、日本の大学における情報通信産業への就職力ランキングで、本学が日本一の大学であると評価された実績もあります。 それくらい本学の多くの学生にとって就職実績のある情報通信産業の知識を、就職活動の開始時期より前に深めることは、本学の全ての学部の学生にとって非常に重要であると考えられます。
本科目は、情報処理の初学者を対象に、
「情報処理技術は日常生活にどのように普及しているか」
「情報処理産業に就職したらどのような業務知識が必要か」
「コンピュータはどのような仕組みに基づいて動いているか」
の3点に絞って情報処理技術を平易に解説します。 通常の講義と試験に加えて、情報処理の業務を実感するための簡単なレポートを課します。

  1. 講義概要
  2. 情報処理の普及(1):ウェブ・マルチメディア
  3. 情報処理の普及(2):ユビキタス
  4. 情報処理の普及(3):シミュレーション
  5. 情報処理の普及(4):業務システム
  6. 職業としての情報処理(1):システム受注開発
  7. 職業としての情報処理(2):ソフトウェア工学
  8. コンピュータの仕組み(1):ハードウェア
  9. コンピュータの仕組み(2):ソフトウェア
  10. コンピュータの仕組み(3):アーキテクチャ
  11. コンピュータの仕組み(4):ネットワーク

講義資料:プログラミング実習

2016年度担当・2017年度から他の先生に交代

コンピュータプログラミング言語の基礎をC言語の実習を通じで習得することを目標とします。与えられた課題のプログラムを作成し、C言語の基本スキルを身につけると共に手続き型プログラミングの基本概念を習得します。


講義資料:3年後期「コンピュータ・グラフィックス」

2005年度から2022年度まで担当・2023年度から他の先生に交代

本講義では、近年急速に普及しているコンピュータ・グラフィックス(CG) を構成する諸技術を解説します。 具体的には、2次元CG技術、3次元CG技術、および可視化技術の順に、網羅的に解説します。 3次元CGの標準的ライブラリであるOpenGLおよび Java言語を用いた3次元CGキャラクターのプログラミングを、本講義の必須課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会CGエンジニア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。

  1. 講義概要
  2. CGの基礎技術
  3. シェーディング
  4. グラフィックスシステム
  5. 3次元形状モデリング
  6. アニメーション
  7. 高度なレンダリング
  8. ボリューム可視化
  9. 情報可視化
  10. CG技術の歴史と現在

講義資料:日本大学3年「マルチメディア情報処理」

2016年度から2019年度まで担当・2020年度から他の先生に交代

この講義ではマルチメディア処理を構成する諸技術、具体的には音声・静止画・動画の記録方式や制作技術について論じます。また音楽を聴き比べる、C言語を用いて画像処理をプログラミングする、WebGLを使ってコンピュータグラフィックスを動かす、といった各種体験を行います。

  1. 講義概要
  2. 静止画像(記録方法)
  3. 静止画像(加工技術)
  4. 動画像
  5. コンピュータ・グラフィックス
  6. 音声・音響・音楽技術
  7. 文字情報の各種技術
  8. マルチメディアの応用技術
  9. コミュニケーションデザイン
  10. マルチメディアの社会問題

講義資料:早稲田大学1年「Javaプログラミング入門」

2007年度から2011年度まで担当・2012年度から他の先生に交代

「簡単なプログラムを読む・書く能力を身につける」ことに重点を置き、専門分野におけるプログラミング技術習得を目指す上での 初級科目と位置づける。本科目は、以下の3項目の習得を目標として授業を進める。

  1. [プログラミングを知る:] プログラミング・言語の基礎知識を学ぶ。 今後自分自身の研究分野において「なぜプログラミングが必要なのか?」を考える。各自の学習目標を明確に意義づける。
  2. [プログラミング基礎能力の習得:] 各学習項目において、実際のプログラムを読み、 必要に応じて修正する(書く)ことを繰り返すことで、構文を理解できるプログラミング基礎能力を習得する。
  3. [プログラミング実践力の習得:] 各学習項目で学んだ内容を踏まえ、活用性の高い事例を選定し実際にプログラムを作成する。 演習を通して、データ構造の設計、プログラミング、デバッグといったプログラミングの工程を経験し、プログラミング実践力の習得を目指す。
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