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コンピュータは科学技術の中枢的存在であるだけでなく、日常生活を支える社会基盤でもあり、また娯楽や芸術を発展させるツールとしても貢献しています。
つまりコンピュータとは、それ自体がリベラルアーツ的な存在であり、これを文理融合的な側面から議論することには高い意義があると考えられます。
本講義では、コンピュータが創る色と音、具体的には映像と音響の仕組みについて、理系学生のみならず、高校で理系科目を選択していない学生やコンピュータに馴染みの薄い学生も含めて、全ての分野の学生にも理解できるように、平易に解説します。
本講義ではまず、コンピュータの仕組みについて簡単に解説します。
続いて、コンピュータが創り出す映像の仕組み、具体的には写真・ビデオ、コンピュータグラフィックス(CG)について解説し、さらにはCG技術に関係ある美術に関しても論じます。
続いて、コンピュータが作り出す音響の仕組み、具体的にはデジタルオーディオ機器の仕組みやコンピュータミュージックについて、音楽理論や楽器の仕組みを踏まえて深く論じます。
さらには、これらをインターネットで検索・配信する仕組みについても解説し、最後にこれらの技術がもたらす社会的な影響・課題について議論します。
本講義では、コンピュータシステムの基礎知識と、その実社会での役割について論じます。 まずコンピュータの原理、仕組みについて、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの多角的な観点から論じます。 続いて近年成長しているコンピュータシステム技術を紹介し、さらにコンピュータシステムに関係ある職種について紹介します。
本講義では、マルチメディアを構成する多様なメディアと、それを支える基盤技術や人的知識について解説します。
まず、マルチメディアを理解するための前提知識としてのコミュニケーション技術、デザイン論、リテラシについて論じます。
続いて、そのメディアの制作や伝達を支える基盤技術(例えばウェブ、ハードウェア、基盤ソフトウェア)を解説します。
さらに、多様なメディア(文書、音響、音楽、静止画、動画、CGなど)の各要素技術について解説し、
静止画制作や音楽制作などに関して若干の実演を行います。
マルチメディアコンテンツの自由制作、およびマルチメディアに関するグループディスカッションと発表会を、本講義の最大の課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会マルチメディア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。
本講義は、視覚的情報表現の主たる媒体である画像に関する諸技術を解説します。画像の基本的な原理を学習した後に、
画像を加工するための濃淡変換、変形、特徴抽出、合成などの各技術を学び、そのプログラミング方法について深く議論します。
続いて画像の認識や流通に関する諸技術を学び、画像技術が実社会でどのように貢献しているかを議論します。
C言語を用いた画像加工プログラミングを、本講義の必須課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会画像処理エンジニア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、
講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。
本科目はもともと、高等学校情報科担当教員の免許状取得に際して必要な科目として設置されている教職必修科目です。その観点から、職業において情報に接するために必要な知識や技術を、高等学校教員として教えられるように、ということを目標にします。
一方で、本科目の履修者は高等学校教員を目指す学生に限らず、情報科学科の学生全般、および情報系業界に就職したい多方面の学生にまたがります。その現状を鑑みて、情報系業界に就職するためのキャリアプランのために必要な知識や歴史的背景などについても議論します。
本科目では情報可視化に関する諸技術について解説します。
本演習では、教員自身が開発した情報可視化ソフトウェア「平安京ビュー」を用いたJavaプログラムを経験してもらいます。 「ビジュアリゼーション特論」を同時に履修していることを前提とします。
本科目ではメディアコンピューティングに関する諸技術、特に画像・音楽情報処理を題材として、近年の技術を中心に解説します。
本演習では、画像やCGに関するプログラミングを体験します。 「メディアコンピューティング特論」を同時に履修していることを前提とします。
情報処理産業は、理系・文系を問わず本学の非常に多くの学生が就職する産業です。
2008年には、日本の大学における情報通信産業への就職力ランキングで、本学が日本一の大学であると評価された実績もあります。
それくらい本学の多くの学生にとって就職実績のある情報通信産業の知識を、就職活動の開始時期より前に深めることは、本学の全ての学部の学生にとって非常に重要であると考えられます。
本科目は、情報処理の初学者を対象に、
「情報処理技術は日常生活にどのように普及しているか」
「情報処理産業に就職したらどのような業務知識が必要か」
「コンピュータはどのような仕組みに基づいて動いているか」
の3点に絞って情報処理技術を平易に解説します。
通常の講義と試験に加えて、情報処理の業務を実感するための簡単なレポートを課します。
コンピュータプログラミング言語の基礎をC言語の実習を通じで習得することを目標とします。与えられた課題のプログラムを作成し、C言語の基本スキルを身につけると共に手続き型プログラミングの基本概念を習得します。
本講義では、近年急速に普及しているコンピュータ・グラフィックス(CG) を構成する諸技術を解説します。
具体的には、2次元CG技術、3次元CG技術、および可視化技術の順に、網羅的に解説します。
3次元CGの標準的ライブラリであるOpenGLおよび Java言語を用いた3次元CGキャラクターのプログラミングを、本講義の必須課題とします。
※本講義はCG-ARTS協会CGエンジニア検定試験の受験者を想定した内容になっていますが、講義内容は検定試験範囲と完全には同一ではありません。
この講義ではマルチメディア処理を構成する諸技術、具体的には音声・静止画・動画の記録方式や制作技術について論じます。また音楽を聴き比べる、C言語を用いて画像処理をプログラミングする、WebGLを使ってコンピュータグラフィックスを動かす、といった各種体験を行います。
「簡単なプログラムを読む・書く能力を身につける」ことに重点を置き、専門分野におけるプログラミング技術習得を目指す上での 初級科目と位置づける。本科目は、以下の3項目の習得を目標として授業を進める。