アニメーション

4. OrientationInterpolator (回転のアニメ)


OrientationInterpolator は、
物体を回転させるアニメーションに用います。

OrientationInterpolator と書いて、その後に { } をつけて、
{ } の中に回転の変化のデータを書きます。

{ } の中に key と書いて、その後に [ ] をつけて、
キーフレームの枚数などを決めます。
PositionInterpolator と同様に、
0 から 1 の間の数字を5個書きます。

{ } の中に keyValue と書いて、その後に [ ] をつけて、
それぞれのキーフレームにおける
回転軸の方向(x y z)および回転の大きさを記述します。

以下、OrientationInterpolator の記述例です。
3コマのキーフレームで、それぞれのキーフレームに
おける2個の点の位置が、
1コマ目で 軸(0,0,1) を中心に 1だけ回転した状態、
2コマ目で 軸(1,1,0) を中心に 0.5だけ回転した状態、
3コマ目で 軸(1,0,0) を中心に 1だけ回転した状態、
であることを示しています。


OrientationInterpolator {
  key[0.25, 0.5, 0.75]
  keyValue[
   0 0 1 1,
   1 1 0 0.5,
   1 0 0 1,
  ]
}


では、OrientationInterpolator を使ったアニメの実例を見ましょう。
以下の例では、上のほうの TimeSensor に記述された時間で、
中のほうの OrientationInterpolator に記述された場所移動を、
下のほうの IndexedFaceSet に与えています。


#VRML V2.0 utf8

DEF Timer1 TimeSensor {
  cycleInterval 2.0
  loop TRUE
  startTime 1.0
  stopTime 0.0
}

DEF Ori1 OrientationInterpolator {
 key [0, 0.2, 0.4, 0.6, 0.8]
 keyValue [
   0 1 1 0.3,
   0 1 1 0.3,
   0 2 1 1,
   1 2 0 1,
   2 1 0 1,
 ]
}

DEF FaceSet1 Transform {
  rotation 1 1 0 0.3
  children[
    Shape {
      appearance Appearance {
        material Material {
         diffuseColor 0.7 0.7 0.7
        }
      }
    geometry IndexedFaceSet {
      coord Coordinate {
        point [
          0 2 0,
          1 0 0,
          0 0 -1,
          -1 0 0,
          0 0 1,
          0 -2 0,
        ]
      }
      coordIndex [
       0, 1, 2, -1,
       0, 2, 3, -1,
       0, 3, 4, -1,
       0, 4, 1, -1,
       2, 1, 5, -1,
       3, 2, 5, -1,
       4, 3, 5, -1, 
       1, 4, 5, -1,
      ]
    }
  }
 ]
}


ROUTE Timer1.fraction_changed TO Ori1.set_fraction
ROUTE Ori1.value_changed TO FaceSet1.set_rotation

上の VRML を実際に表示してみましょう。


この VRML でも、DEF を使っていくつか名前をつけてます。
TimeSensor は Timer1 と名づけられています。
OrientationInterpolation は Ori1 と名づけられています。
IndexedFaceSet は FaceSet1 と名づけられています。

上記の VRML の最後の2行に出てきている ROUTE で、
Timer, OrientationInterpolater, 物体を関係づけています。
これは複雑なので、そのまま覚えてください。
ただし、上記の VRML 中の名前 Timer1, Ori1, FaceSet1 が
別の名前になれば、ROUTE 以下の名前の部分も変わります。


Timer を使う別の例として、シーンを切り替えるアニメを ...

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