既に実世界に存在する物体Aと組み合わせる別の物体Bを設計するということは大変 な作業である.通常,物体Aの長さを計測して設計図を描き,CADシステムなどを用いて物体B のための図面をデザインすることが多い.本提案手法はデザインしたい物体Aの写真をレファレン スとして用い,コンピュータ上で写真の上から物体Bの図面をデザインしていく.この写真を撮影 する際に,チェッカーボードを一緒に写しておくことで現実世界との長さの対応を取る.本手法をい くつかの既存のおもちゃを元に別物体をデザインすることに適用した.ユーザがデザインした図面を ベクターデータとして出力し,レーザーカッターを用いて作品を出力することで物体Bを作成した. ユーザに使用してもらい,本システムの有効性を示す.
Yuki Igarashi and Hiromasa Suzuki. "Designing a new toy to fit other toy pieces - A shape-matching toy design based on existing building-blocks -" . ACM SIGGRAPH 2010 Poster, L.A., July 2010. (to appear) PDF
Yuki Igarashi and Hiromasa Suzuki. "Designing a new toy to fit other toy pieces - A shape-matching toy design based on existing building-blocks -" . The 14th International Conference on Geometry and Graphics, Kyoto Japan, August 5-9, 2010.(to appear) PDF(abstract), PDF(full)
五十嵐 悠紀,鈴木 宏正:「実物体と組み合わせる別物体をデザインする手法」, 第59回ヒューマンインタフェース研究会「インタラクションのデザイン(特集:デザインとアート)および一般」,ヒューマンインタフェース学会研究報告集(電子版)Vol.12, No.1, pp.79-82, 浜松,2010年3月4-5日. PDF
五十嵐 悠紀,鈴木 宏正:「実物体と組み合わせる別物体をデザインする手法」, インタラクション2010 "Fresh From The Oven Session" ,2010年3月1-2日.
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