[[How2Computing]]

* Mac OS XでJavaを使う [#r7d04a2a]

Mac OS XはJavaと相性が良く、最初からjavaがインストールされています。
ということでWindowsより簡単に(というか何もしなくても)javaが使えます。

** terminalを起動する [#x6bc9fa5]

//#ref(terminal.png)

http://gyazo.com/7366bfab668207c6598c4d88ef70d2d4.png


- terminalは、/Applications/Utilities/の中にあります。
ちなみに、/Applicationsはファインダでは/アプリケーションと日本語として見えます。
/Applications/Utilities/は、/アプリケーション/ユーティリティ/と日本語として見えています。

- ダブルクリックすると起動します。
よく使うことになると思いますので、dockにドラッグアンドドロップして
登録しておくと良いかと思います。(うちの子はこのアイコンを「顔テレビ」と呼んでいます」)

- メニューのターミナル/環境設定...を開きます。
ここで、「テキストをアンチエイリアス処理」に
チェック入れておくとフォントが奇麗なのでおすすめです。

- おなじウィンドウの詳細タブを選ぶと、「文字エンコーディング」という項目があります。
Javaの場合、ここで「Unicode (UTF-8)」を選んでおくと良いです。

- ターミナルから、javacとタイプしてみてください。Javaがすでに入っているので、
オプションの説明が日本語で出てくると思います。

** miを用意しておく [#vee42c8c]

- Javaのプログラムを作るエディタです。一番簡単にはterminalからviとかemacsとかpicoとかタイプして
エディタを呼び出せば良いです。

- でも日本語の設定などが結構難しいので、GUIベースのエディタを使ってみましょう。

- いくつかありますが、おすすめの一つはmi (みみかきエディタ) という、便利なフリーウェアのテキストエディタです。

- miを使うには、http://www.mimikaki.net/からダウンロードして/Applicationsにコピーします。

- orangeにもmiを入れてありますので、ここから/Applicationsにコピーしてもらっても良いです。

- これも便利なのでdockに入れておくとよいと思います。


**javaのマニュアル [#k1f55100]

//http://sdc.sun.co.jp/java/docs/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/index.html
http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/docs/ja/api/index.html

** 超簡単なプログラムを作ってみる [#yf3ac3a9]

*** hello worldを書く [#la35f793]

- ターミナルから、vi Hello.javaとかemacs Hello.javaとかpico Hello.javaとかタイプしたり、
もしくは、miを起動してファイル/新規/javaを選んで新しいファイルを作って開きます。

- ここで、以下のようなプログラムを書いてみます。

 class Hello {  
 public static void main (String args[]) {
         System.out.println("hello java world!");
         }
 }

- これをHello.javaという名前で保存して、コンパイル実行します。すると以下のようになります。

 javac Hello.java  (コンパイルする)
 java Hello      (実行する。.javaなどの拡張子は不要)
 hello java world!   (結果)

*** GUIのプログラムをする (AWT編) [#p2006894]

- 次に簡単なウィンドウを出してみましょう。

 import java.awt.*;
 public class SimpleWindow {
 
        public static void main(String argv[]) {
                Frame f = new Frame("私が作った最初の窓");
                f.setSize(200,100);
                f.setVisible(true);
        }
 
 }

これをSimpleWindow.javaという名前で保存して、

 javac SimpleWindow.java
 java SimpleWindow

とタイプしてコンパイル/実行します。

#ref(simplewindow.png)

- このwindowは簡単すぎて、クローズボタンを押しても閉じません。メニュ−バーから終了を選ばないとクローズしません。これはwindowに送られたクローズボタンのイベントをちゃんと処理していないからです。そこで、クローズボタンが使えるようにイベントを利用してみましょう。
ついでに継承したり、スーパークラス呼んだりしています。

 import java.awt.*;
 public class SimpleWindow extends Frame {
 
        public SimpleWindow(String _title) {
                super(_title);
                setSize(200,100);
                setVisible(true);
                enableEvents(AWTEvent.WINDOW_EVENT_MASK);
        }
 
        public void processEvent(AWTEvent e) {
                if(e.getID() == Event.WINDOW_DESTROY) System.exit(0);
        }
 
        public static void main(String argv[]) {
                SimpleWindow f = new SimpleWindow("私が作った最初の窓");
        }
 
 }


*** GUIのプログラムをする (Swing編) [#uaeadfa5]

上記のシンプルなウィンドウをSwingで作るならこんな感じになります.

 import javax.swing.JFrame;
 public class SimpleWindow {
 
        public static void main(String argv[]) {
                JFrame f = new JFrame("私が作った最初の窓");
                f.setSize(200,100); 
                f.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
                f.setVisible(true);
        }
 
 }

** お絵描きプログラムを作ってみる [#w0c0141f]

-AWT編:DrawFrame
-Swing編:SimpleDraw

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