このページは、学部2年生向け授業である、「マルチメディアプログラミング実習」 のために用意しました。
(Wikiの仕様で大文字小文字が混在した英単語に疑問符?が追加されるところがありますが、無視してください。)
こちらからダウンロードできます。 演習室のOSにあわせたバージョンをダウンロードして~/Applicationsにコピーします。
https://coteditor.com/archives.ja
プログラミングの方式には、コンパイル型と、インタープリター型があると学んだと思います。Javaはその中間です。
の2個のファイルを扱います。ソースファイルをコンパイルするとJavaバイトコードが生成されます。 Javaバイトコードファイルは、Javaインタープリターで実行します。インタープリターは、通常は特定のマシンの上で動きますが、Javaインタープリーターは、仮想的なマシン(Java仮想マシン)で動きます。
最近ではあまり流行りませんが、HTMLの中に組み込んでJavaバイトコードを動かすこともあります。 近い仕組みで、名前が紛らわしいJavaScriptという言語がありますが、これは違うものです。 この授業ではJavaScriptは扱いません。
class Hello {
public static void main (String args[]) {
System.out.println("hello java world!");
}
}
$ ls
Hello.java
$ cat Hello.java
class Hello {
public static void main (String args[]) {
System.out.println("hello java world!");
}
}
今は、Hello.javaファイルが一つしかありません。これをコンパイルします。
$ javac Hello.java (コンパイルする) コンパイルに成功するとHello.classというファイルができているはずです。lsコマンドで確認します。 $ ls Hello.class Hello.java
これはjavaコマンドで動作します。javaはインタープリータです。
$ java Hello (実行する。.javaなどの拡張子は不要) hello java world! (結果)
授業の最後の方で紹介する,Swingというフレームワークを使ってウィンドウを出してみます.
import javax.swing.JFrame;
public class SimpleWindow {
public static void main(String argv[]) {
JFrame f = new JFrame("私が作った最初の窓");
f.setSize(200,100);
f.setVisible(true);
}
}
これをSimpleWindow.javaという名前で保存して、
javac SimpleWindow.java java SimpleWindow
とタイプしてコンパイル/実行します。 このプログラムは,ウィンドウのクローズボタンを押しても終了しません. プログラムを停止するには,ターミナルでコントロール-cを押します.