#author("2021-10-15T18:54:28+09:00","ocha","ocha") [[How2Homebridge]] ** はじめに [#m4bb9e15] HomeKitのデバイスを、他のコンピュータのコマンドラインから動かす方法を説明します。 Homebridge, Mosquittoを使います。 Raspberry Piの上に、Homebridge, Mosquittoが動いていて、 Appleのホーム.appのにHomebridgeが接続されていて、 パソコン(Mac)の上にMosquittoのクライアント機能がインストールされていることが前提です。 以下のページを見てください。 [[How2Homebridge]] [[How2MQTT]] ** MQTT Thingプラグインをインストールする [#h2247cfe] Homebridgeのコントロールページから、プラグインを選び、検索窓にmqttthingとタイプします。するとHomebridge Mqttthingというプラグインが現れます。 #ref(mqttt2.png); これをインストールします。 インストールが終わると設定画面が出ます。これはいつでも設定できるのですが、 とりあえず、Stateless Programmable Switchを選んでみます。 また、名前をSwitch1とし、MQTTのタイプ名も適当に入れておきます。 タイプ名は、mqtttで始まるようにしました。MQTTTプラグイン関係であることがわかりやすいかとおもいました。 #ref(mqttt3.png); これで保存して、Homebridgeを再起動します(右上方の電源スイッチのようなアイコンを押す)。 再起動後に、アクセサリのタブを見ると、押しボタンスイッチのようなアイコンが見えます。 stateless programmable switchは、テレビのリモコンみたいに押しボタン方式のスイッチです。 #ref(mqttt5.png); コンフィグボタンを押すと、Homebridgeの全体の設定が見えます。まだMQTT Thingしか入れてないのでわかりやすいです。 #ref(mqttt4.png); このうち、 "accessories": [ { "type": "statelessProgrammableSwitch", "name": "Switch1", "topics": { "getOnline": "mqttt/online", "getSwitch": "mqttt/switch" }, "accessory": "mqttthing" } ], の部分がMQTT Thingの部分です。このプラグインのページに詳しい説明があります。 https://github.com/arachnetech/homebridge-mqttthing#readme 変更したり書き換えたりする場合は、このコンフィグファイルを編集するのが簡単で良いと思います。 テレビのリモコンのように、多数の押しボタンスイッチをまとめて定義することもできます。 LEDの調光器リモコンのように、on/off/明るさ/色合いなどのスイッチをまとめて定義するのに便利です。 これ以外にも多くの特性を持つデバイスが用意されています。 ** ホーム.appで設定する [#d858e51d] HomebridgeがHomeKit環境に登録してあれば、ここで定義したSwitch1がホーム.appに現れています。 #ref(mqttt6.png); このアイコンを右クリックして、「設定」を選ぶと動作をしてできます。 #ref(mqttt7.png); 1回押し、2回押し(ダブルクリック)、長押しの選択があります。ここでは1回押しで、隣のIkeaの電球、をonにする設定をしてください。