マルチメディアプログラミング実習 2017年度後期

授業予定

10月19日

第5章(つづき)

for-each文は新しい手法なので練習しましょう

class ArrayTest {  
public static void main (String args[]) {
	int[] vec = new int[3];
	vec[0]=1;
	vec[1]=2;
	vec[2]=3;
	for (int x: vec) {
	     System.out.println(x);
	     }
       }
}

演習

mainの引数argsは、Stringの配列で、コマンドラインで起動したとき、 コマンドの後に続けた書いた文字が入っています。 args[0], args[1], args[2] .... をすべてfor-each文で 表示するプログラムを書いてみましょう。

http://gyazo.com/8d8effac163e0dc939e74f237d8507b1.png

ヒント:for(String s: args)を使います

class ArgsTest2 {  
public static void main (String args[]) {
	for(String s: args) 
	    System.out.println(s);
       }
}

http://gyazo.com/1733defca0c709c41c69ea729320ab61.png

while文をfor文に変えてみる

できた人から2:30pmまで休憩してください。

第6章 クラスの基礎

クラスとインスタンスの説明をしました

http://gyazo.com/bbdd3587977a172f7fa7f00c4f5787e0.png

例えば以下のような実行結果が出るようにしてください

http://gyazo.com/deeb78a70a724a01ce76945235d42ab8.png

public static void main の説明をしました

http://gyazo.com/bdef2ab8e69f7f6e62273c2d67d7af2e.png

変数にはメソッド経由でアクセスするのが良いという説明をしました

public class Point {
	private int x, y;
	void set(int newx, int newy) {x=newx; y=newy;}
	int getx() { return x;}
	int gety() { return y;}

	void print () {
		System.out.println(x + ", " + y);
	}

	public static void main(String argv[]) {
		Point pt1= new Point();
		Point pt2 = new Point();
		pt1.set(10,20);
		pt2.set(-pt1.getx(), -pt1.gety());
		pt1.print();
		pt2.print();
	}

}
10, 20, 30
-10, -20, -30

という結果が出るようにしましょう

       public static void main(String argv[]) {
               Point3D pt1 = new Point3D();
               Point3D pt2 = new Point3D();
               pt1.set(10, 20, 30);//インスタンス変数を設定
               pt2.set(-pt1.getx(), -pt1.gety(), -pt1.getz());
               pt1.print();//インスタンスメソッド呼出
               pt2.print();

       }

本日のレポート

Point3D.javaとPoint3D.classを、出席番号+名前(ローマ字)のフォルダに入れて、圧縮して、提出してください。

10月12日

第3章

http://gyazo.com/8159f78165e17781a7110de3763c833c.png

ヒント

class ArgsTest {  
public static void main (String args[]) {
	System.out.println(args[0]);
        }
}

解答

class ArgsTest {  
public static void main (String args[]) {
	System.out.println(args[0] + " + " + args[1]);
        }
}

第4章

第5章

演習

乱数を10個表示する

public class Score {
	public static void main (String argv[]) {
		int i,a;
		for(i=0;i<10;i++) {
			a=(int)(Math.random() * 100);
			System.out.println(a);
		}
	}
}

次にこの乱数を点数とみなして、演習問題5.4の基準に従ってABCDEを表示するプログラムを書け。 動作例を以下に示す。

http://gyazo.com/829b04a7fc82cdfe9dd0dfa650af873e.png

解答例:

public class Score {
	public static void main (String argv[]) {
		int i,a;
		for(i=0;i<10;i++) {
			a=(int)(Math.random() * 100);
			System.out.print(a + " ");
			if(a<40) System.out.println("D");
			else if(a<60) System.out.println("C");
			else if(a<80) System.out.println("B");
			else System.out.println("A");
		}
	}
}

本日のレポート

Score.javaとScore.classを、出席番号+名前(ローマ字)のフォルダに入れて、圧縮して、提出してください。

10月5日

javaのマニュアル

http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/index.html

教科書

http://gyazo.com/de3288074dae1c75f6df4ef3c0b9b3d4.png

http://www.amazon.co.jp/dp/4883732258/

買ってください。もしくは、先輩から安く譲ってもらってください。

この講義の目的

  1. Javaでプログラムする
  2. オブジェクト指向の概念を理解してプログラミングする
  3. GUIプログラミングをする

この講義の順序

  1. Javaになれる(C言語などのプログラミング手法の復習)
  2. オブジェクト指向について理解する
  3. GUIプログラミングについて理解する(イベント駆動)
  4. お絵描きプログラムを作ってみる

成績評価

  1. 欠席は3回までです。欠席4回で自動的に不可になります。公欠、病欠は欠席にカウントしません。
  2. お絵描きプログラムの完成度,作り込み
  3. 毎回の宿題の達成(参考程度)
  4. 出席状況(欠席回数で減点します)
  5. 成績は研究室配属にも考慮します(予定)

第1章および第2章

macOSでJavaを使う

macOSはJavaと相性が良く、最初からjavaがインストールされています。 ということでWindowsより簡単に(というか何もしなくても)javaが使えます。

terminalを起動する

http://siio.jp/gyazo/7366bfab668207c6598c4d88ef70d2d4.png

テキストエディタを用意しておく

超簡単なプログラム(hello world)を作ってみる

class Hello {  
public static void main (String args[]) {
        System.out.println("hello java world!");
        }
}
javac Hello.java  (コンパイルする)
java Hello      (実行する。.javaなどの拡張子は不要)
hello java world!   (結果)

授業の最後の方で紹介する,Swingというフレームワークを使ってウィンドウを出してみます.

import javax.swing.JFrame;
public class SimpleWindow {

       public static void main(String argv[]) {
               JFrame f = new JFrame("私が作った最初の窓");
               f.setSize(200,100); 
               f.setVisible(true);
       }

}

これをSimpleWindow.javaという名前で保存して、

javac SimpleWindow.java
java SimpleWindow

とタイプしてコンパイル/実行します。 このプログラムは,ウィンドウのクローズボタンを押しても終了しません. プログラムを停止するには,ターミナルでコントロール-cを押します.

simplewindow.png

出来上がったプログラムの提出方法

http://siio.jp/gyazo/dropbox.png

レポート提出方法

/home/isstaff/siio/Public/Drop Box/.

に提出してください。ターミナル.appからなら

cp 123456siioitiro.zip /home/isstaff/siio/Public/Drop\ Box

としてください。ファインダーからなら、メニューから「移動」「フォルダへ移動...」を選んで 以下のように入力して、移動ボタンを押して、そこに現れるドロップボックスホルダに、ドラッグアンドドロップしてください。

http://siio.jp/gyazo/dropbox.png


このページについてのお問い合わせはsiio@is.ocha.ac.jpまで。


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