*いちおう動きますが問題があります. [#oaa6f5c4] #author("2022-01-13T19:18:06+09:00","","") -rootじゃないと起動できません -二度目の起動の前にカメラの電源をoff/onしないと,startした後で止まります. ということでまだ未完のページです. Debian 3.1だとこのような問題なく動きました.CaptureOnDebianを見てください. Ubuntuだと(新しいDebianベースにもかかわらず)うまく動きました.CaptureOnUbuntuを見てください. *Linux (Debian 4.0R1 ) で, capture を使って,デジカメをUSB経由で制御する [#re50479c] Debian 4.0r1 に captureをインストールして キヤノンなどのデジカメをUSB経由でコントロールした. 超高解像度の定点カメラなどが作れる. $ capture capture> start capture> macro on capture> capture cat.jpg とか $ capture start $ capture 'macro on' $ capture 'capture cat.jpg' のような手順で写真が撮れる. captureで制御できるカメラは, 画像転送プロトコルの標準規格PTP (Picture Transfer Protocol: ISO 15704) というのに対応したカメラである. (さらにその中でもカメラをコントロールする拡張機能をサポートしている機種) キヤノンのすこし古いデジカメが多く対応していて, Cameras4Captureなどが制御できるらしい. 最近のカメラはサポートされていないらしいが,安い機種なら 中古で1万円未満で買えるし,解像度も十分だと思われる. ** apt-get installで開発環境を整える [#ba826beb] 最小限の構成でインストールする. その後,apt-get update, apt-get upgradeで最新にして, つぎに以下をapt-get installで追加した. -ssh(あれば便利) -sudo(あれば便利) --visudoでsudoできるようにしておく -gcc -g++ -make -pkg-config //-libusb-0.1-4 (最初から入っていたような気がする) //-libusb-dev //-libusb++-0.1-4c2 (不要だったかもしれない) //-libusb++-dev (不要だったかもしれない) -libreadline5 (あれば便利,たぶんすでに入っている) -libreadline5-dev (あれば便利) **libusbを入れておく [#z45dc75d] -apt-get install libusb-0.1-4 でもインストールできる. が,いろいろ不具合があった. もしかしたら古いのかもしれない(0.1.8以上が必要らしい) -そこで,http://sourceforge.net/projects/libusb/ から最新版をダウンロード. --./configure→make→sudo make install -libusbはusbdevfsとかusbfsと呼ばれる仮想ファイルを使用する.そこで,/proc/bus/usbをマウントする. 毎回マウントするのは面倒なので,/etc/fstabに以下を追加する. --none /proc/bus/usb usbfs defaults 0 0 -ただしこれだとrootのみアクセス可能.代わりに以下を追加すると誰でも読み書き可能になる --none /proc/bus/usb usbfs devmode=0666 0 0 -詳しくは /usr/share/doc/libusb-0.1-4/README.Debian **libptpを入れる [#s08fbf5f] -http://sf.net/projects/libptp からダウンロード. -./configure→make→sudo make install ** captureをインストール [#c4c1a2a4] -http://sourceforge.net/projects/capture からダウンロード. -gtkは使わないつもりなのでMakefileのHAVE_GTK = -DHAVE_GTKをコメントアウトする -libreadlineを使わないなら,MakefileのAVE_READLINE = -DHAVE_READLINEもコメントアウトする -make→sudo make install ** ライブラリを指定する [#pcae62d5] このまま動かすとlibptp2.soが見つからないというエラーが出る.そこで export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib として指定しておく. ちなみにこの変更を恒久的に設定するには, ~/.bashrc_profileに書くか,/etc/profile(すべてのユーザの場合)に書く.(by 秋田先生) ** 写真を撮るスクリプト例 [#e5f42f99] 秋田先生の定点カメラのサンプル http://akita11.jp/plan/usl5p-cam.html によると,こんなスクリプトで撮影できるようだ. #! /bin/sh export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib /bin/capture 'quit' #これはおまじない? sleep 1 #これはおまじない? /bin/capture 'start' /bin/capture 'flash auto' FILENAME=`/bin/date +%Y_%m_%d_%H%M`.jpg /bin/capture "capture $FILENAME" /bin/capture 'quit' #これに続く行でFILENAMEを移動や加工すれば良い **関連ページ [#f43bb26e] -秋田先生がUSL-5Pにcaptureをインストールした様子(参考にさせていただきました) --http://akita11.jp/plan/usl5p-cam.html -玄箱HGに capture をインストール --CaptureOnKurobox -Mac OS X に capture をインストール --CaptureOnMacOSX