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お茶大・情報に進学しましょう!


今の世の中、何をするにもコンピュータの力が必須です。それを是非、お茶大・情報で学びませんか。お茶大・情報はコンピュータを取り巻く知識と実践を学ぶのに最適な場所です。

「でも、高校までに習って来たことと全然、違うことをするんでしょう? 自分にできるか不安です。」
心配ありません。お茶大・情報のカリキュラムでは、すべてを最初から丁寧に教えますので、しっかり学習すれば誰にでもついて来られます。これまでにコンピュータを使った経験は仮定していません。
むしろ、仮定するのは高校までのしっかりとした知識です。特に数学は重要で、情報科学の基礎をなします。お茶大・情報に進んでからもみっちり数学の勉強をします。また、情報科学を応用して自然の真理を知りたい、あるいは社会の諸問題を解決したいと思っている人には、理科や社会の知識も必須です。たとえば流体シミュレーションには物理、分子コンピューティングには化学、バイオコンピューティングには生物の知識が必須です。今、高校で学んでいることは、どれも直接役に立ちます。

「お茶大・情報では何を学べるんですか。」
実に色々なことが学べます。お茶大・情報は小さい学科ながら、情報科学に関連するかなり広範囲の分野の先生がバランス良く揃っています。さらに、お茶大・情報のカリキュラムは ACM という国際的な情報科学の学会組織が推奨するカリキュラムに準拠して設計されていて、基礎から応用まで、自分の興味に合わせて様々なことが学べます。
といってもイメージがわかないでしょうから、いくつか例をあげましょう。

人工知能
いま大流行の深層学習(ディープラーニング)はもちろんのこと、人工知能の基礎となる理論から、その現実的な応用まで学べます。この分野に進めば、卒論を書く頃には自然言語理解のプログラム(学部修士)や画像認識のプログラム(学部修士)、好みの音楽を推薦してくれるプログラム(学部修士)などを自分で書けるようになっていることでしょう。
ヒューマンコンピュータインタラクション
子供の頃、遊んだシルバニアファミリーのウサギたちを仮想世界で思いのままに動かせたら素晴らしいと思いませんでしたか。その夢、かなえます(修士写真)。寒い冬、リモコンがなくても布団から出ることなくエアコンのスイッチを入れられたら良いと思いませんか。その夢、かなえます(修士)。普段の生活にコンピュータを組み込んで人生を豊かにしていきましょう。
コンピュータグラフィックスと画像処理
最近のゲームやアニメーションに登場するキャラクタはとてもリアルに美しくなりました。でも、肌を毛穴まで精密に再現する最近の研究成果をもってすれば、人間の肌はさらにリアルに再現できるようになります(学部)。また皆さんの肌を撮影し精密に計測することで、皆さんの美容や健康を知ることができます(学部修士)。
コンピュータネットワークとインターネット
旅行に出かけるたびにスマホの写真をネットにあげたり、ツイートしたりしている人。その情報は、まとめると観光案内が作れます(学部学部)。今、話題のディズニーランドの催し物とかがリアルタイムでわかるかも(修士)。でも、震災が起こってしまったら? それでも使えるネットワークとは(学部修士)。
物理シミュレーション
たとえば地球温暖化が進んだときに、各地の気温や降水量はどう変わるのでしょうか(学部修士)。実際の地球をいじって実験することは出来ないけれど、コンピュータでシミュレーションすれば一つのヒントを得ることができます。情報科学の知識をいかして、自然の不思議や社会の問題に挑みましょう。
量子コンピューティング
時代は量子。量子コンピューティングで新薬を開発したり、渋滞を解消したり(学部)、社会課題を解決したり、人工知能を支えたり(学部)、そんな未来がもうすぐそこまで来ています。その原理やいかに。物理の知識も駆使して理解していきましょう。
計算量理論
毎週、解いている新聞の数独。難しいのもあれば簡単なのもあるけど、あれって頭の良い人がやったらどれもあっという間に解けるのか。きっと人だと大変だけどコンピュータを使えばいつでもあっという間に解けるんだよね、と思うかもしれないけど、必ずしもそうでもない。難しいパズルと簡単なパズルって何か根本的に異なるのか。そもそも「難しい」や「簡単」は何を基準に議論できるのか。パズルだけでなく宅配便の回り方など実務的な話題からも「『計算する』とはどういうことなのか」という深遠な問題に思いを馳せられます。
言語理論
友達と話すときは適当な日本語でも通じるけど、私たちはその適当な日本語をどうやって理解しているのか(学部修士)。それってコンピュータでも理解できるのか、やっぱり人間はすごいのか。論理的に話していれば、コンピュータでも理解してくれるかな。これを極めたら、言葉を自在に理解してくれるロボットが作れるかもしれません(修士)。
プログラミング
上記の全ての基礎になっているのはプログラミングです。お茶大・情報では、もちろん普通のプログラミングも学べますが、それに加えて先進的なプログラミング言語をブロックを使って学べます(修士)。ブロックを組み上げながらプログラミングの本質的な考え方を学びつつ、初心者でも本格的なプログラミングに迫ることができます。

「面白そうだけど、そんなことできるのは頭の良い人だけでしょう?」
もちろん皆さんのやる気は必要です。でも、お茶大・情報には世界の先端を走っている先生がたくさんいます。それを間近に見ていると、いつのまにか皆さんも一緒に先端を走っていることに気がつきます。お茶大・情報では、卒業前に学会発表することは珍しくありません。さらに大学院に進むと、多くの人が論文を発表し、国内外での研究発表をこなします。また、学会での受賞も頻繁です。そして、これは「一部のすごい人」だけではなく、半分以上の人が経験する「ごく普通のこと」です。受賞記録はここに記載してありますが、あまりの多さに圧倒されます。ページ内を「学生(」という文字列で検索をかけると学生の受賞記録に飛ぶことができます。

「プログラミングさえやっていれば、お茶大・情報でなくても似たようなことができるのではないですか。」
それは誤りです。プログラミングはもちろん必要ですが、お茶大・情報ではそれ以外にも微分積分や線形代数などに始まり、論理学や確率・統計、離散数学、組み合わせ論といった幅広い数学に加え、データ構造やアルゴリズムの基礎、コンピュータシステム、情報理論などの情報科学の基礎をみっちり勉強します。加えてプログラミングについても、単にプログラマを養成するのではなく、その基礎的な考え方、プログラミング環境がどのように変化しても対応できる力を身につけられます。
このような基礎をがっちりと固めるからこそ、上に挙げたような応用研究が可能になっています。さらに、応用研究だけでなく、基礎理論を正面から扱う研究も多くあります。実は、上に挙げた一見、応用研究に見えるものも、そのほとんどが地道な基礎研究の上に成り立ってできあがっているものです。このような研究は、豊富な人材と先進的なカリキュラム、そしてそれを支える情熱的な先生方がいるお茶大・情報でのみ可能なもので、他のところで同様の環境を探すのは簡単ではないでしょう。

「お茶大・情報に進むと卒業後の進路はどうなるのですか。就職は大変ではありませんか。」
就職の心配をする必要はありません。少し古い記事ですが、お茶大・情報の就職ランキングは東大を超えて断トツ1位です。この状況は、今も変わりません。就職したいと思えば、かなりのレベルのところに就職できます。具体的な就職先は、上記の記事の下にリストアップされています。
ただしお茶大・情報では、ここで罠に引っかからないように注意してもらっています。もし皆さんが本当に自分のことを考えているなら、少なくとももう2年、自分に投資をする可能性を考えて下さい。大学院に進んで自分を磨くことを考えてください。この2年の経験は皆さんをドラマチックに成長させます。これからの時代に求められるのは、深い勉強に根ざした確かな実力を持つ人材です。

「資格はとれますか。」
お茶大・情報では、資格を取るための特別な指導はしていませんが、授業の内容がほぼ自動的に資格の内容をカバーしているものも多くあります。例えばコンピュータグラフィクスの授業をとれば CG エンジニア検定の資格の内容を、また、コンピュータネットワークの授業を取ればシスコ技術者認定資格や情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験の内容をほぼマスターできます。それ以外にも情報処理技術者試験のいろいろな科目群は、学科のカリキュラムと関連しているものが多く存在します。そのため毎年、多くの学生が資格を取っています。また、中高教員を目指す人は数学と情報の教員免許を取ることができますし、大学教員等の研究者を目指す方は博士号を取ることもできます。


これら全てのアピールポイントに加えて、お茶大・情報の教員は皆とてもフレンドリーで、
学生と教員の距離が近いことも大きなメリットです。
世界の先端を行く教員たちと談笑しながら、自分の道を究めることができます。
また、学生生活を支える事務スタッフの皆さんも大変親切です。なかなか他では見つからない環境です。

これからの時代をのびのびと生きていこうと思うなら、是非、お茶大・情報に進学を。
教員一同、心から歓迎します。


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