学科概要
情報って何でしょう?ちゃんと定義しようとすると意外と難しいと思いませんか. 「情報とは何か?」を科学する,それが情報科学科の目的です. 情報は人や組織の意思決定を行う拠り所になります. 信頼できる情報をいかに取得するか ,生産するか,配信するか,処理するか,蓄積・検索するか,提示するか, などを学問的にきちんと研究しておくことは,21世紀の情報化社会の礎となるものです. 本学情報科学科は情報数理と情報処理の観点から情報とは何かを学び,研究します.
カリキュラム紹介
1年
必修
線形代数学I,II, 微分積分学I,II, 数理基礎論, コンピュータシステム序論, データ構造とアルゴリズム, コンピュータ基礎演習, プログラミング実習, 確率序論
線形代数学I,II, 微分積分学I,II, 数理基礎論, コンピュータシステム序論, データ構造とアルゴリズム, コンピュータ基礎演習, プログラミング実習, 確率序論
選択
初等代数学, 線形代数学演習I,II, 微分積分学演習I,II
初等代数学, 線形代数学演習I,II, 微分積分学演習I,II
2年
必修
離散数学, システムプログラミング実習, コンピュータアーキテクチャI, コンピュータアーキテクチャII, コンピュータネットワークI, マルチメディア, マルチメディアプログラミング実習
離散数学, システムプログラミング実習, コンピュータアーキテクチャI, コンピュータアーキテクチャII, コンピュータネットワークI, マルチメディア, マルチメディアプログラミング実習
選択
データ解析序論, 微分積分学III, グラフ理論, 関数型言語, 計算機代数演習, 位相空間論, 情報理論, 物理学概論A, 物理学概論B
データ解析序論, 微分積分学III, グラフ理論, 関数型言語, 計算機代数演習, 位相空間論, 情報理論, 物理学概論A, 物理学概論B
3・4年選択
英文講読, 情報科学集中演習, 関数論, 数値計算, 数値計算演習, 言語理論とオートマトン, 計算量理論, 情報解析学, 組み合わせ論, 暗号と符号, フーリエ解析とラプラス変換, 微分方程式論, 数理統計学, 情報倫理, 情報と職業, 計算モデル論, コンパイラ構成論, 形式言語論, 人工知能論, 自然言語論, バイオインフォマティクス, データベース設計論, コンピュータグラフィックス, コンピュータビジョン, コンピュータネットワークII, ヒューマンインターフェイス, ソフトウェア工学, 環境情報論, シミュレーション科学
英文講読, 情報科学集中演習, 関数論, 数値計算, 数値計算演習, 言語理論とオートマトン, 計算量理論, 情報解析学, 組み合わせ論, 暗号と符号, フーリエ解析とラプラス変換, 微分方程式論, 数理統計学, 情報倫理, 情報と職業, 計算モデル論, コンパイラ構成論, 形式言語論, 人工知能論, 自然言語論, バイオインフォマティクス, データベース設計論, コンピュータグラフィックス, コンピュータビジョン, コンピュータネットワークII, ヒューマンインターフェイス, ソフトウェア工学, 環境情報論, シミュレーション科学
4年
必修
特別研究
特別研究
※入学年度によってカリキュラムが異なります. 実際のカリキュラムについては学科教務係のサイトを御覧ください.
※ 学科の専攻科目としては, 上記の他, 臨時に開講される情報科学特別講義 I 〜 V, 情報科学演習 I 〜 V があります. 選択の専攻科目 (特に34年生向け) は年度により開講されるものが変わります.
※ 学科の専攻科目以外にコア科目, 教職科目, 自由に選択できる科目 (理学部他学科や他学部の専攻科目など) があります. コア科目については必修や必要単位数が独自に決められています.
※ さらにいくつかの単位互換校での講義も履修可能です. これは自由に選択できる科目のカテゴリーで卒業に必要な単位に算入できます. (履修の上限は特にありませんが, 自由に選択できる科目の必要単位が14単位なので, それ以上は卒業に必要な単位とは無関係になります.) 逆に, 本学科の講義で単位互換協定校に対して開放しているものは, 原則として、実習や演習を除く34年向けの講義となっています.
※ 本学科の教育のクライマックスは4年の卒業研究です. 3年の2月に配属先研究室が決まります.研究室への配属には人数制限があります. 特定の研究室に希望者が集中した場合には,研究室ごとに定める配属優先順位に従って配属を決定します. 専攻必修科目は卒業研究以外はすべて2年次までに履修できます.卒業研究に着手 する条件として,これらの単位を研究室配属前に全て履修済みであること,また研究室配属や進路指導に関する所定の説明会に出席済であることが学科の内規で定められています.
※ 各教員の研究分野については、 博士前期課程情報科学コース のページに、より詳しく紹介されています。
※卒業研究の要旨は、以下のページにPDF形式で掲載されています.
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
※ 学科の専攻科目としては, 上記の他, 臨時に開講される情報科学特別講義 I 〜 V, 情報科学演習 I 〜 V があります. 選択の専攻科目 (特に34年生向け) は年度により開講されるものが変わります.
※ 学科の専攻科目以外にコア科目, 教職科目, 自由に選択できる科目 (理学部他学科や他学部の専攻科目など) があります. コア科目については必修や必要単位数が独自に決められています.
※ さらにいくつかの単位互換校での講義も履修可能です. これは自由に選択できる科目のカテゴリーで卒業に必要な単位に算入できます. (履修の上限は特にありませんが, 自由に選択できる科目の必要単位が14単位なので, それ以上は卒業に必要な単位とは無関係になります.) 逆に, 本学科の講義で単位互換協定校に対して開放しているものは, 原則として、実習や演習を除く34年向けの講義となっています.
※ 本学科の教育のクライマックスは4年の卒業研究です. 3年の2月に配属先研究室が決まります.研究室への配属には人数制限があります. 特定の研究室に希望者が集中した場合には,研究室ごとに定める配属優先順位に従って配属を決定します. 専攻必修科目は卒業研究以外はすべて2年次までに履修できます.卒業研究に着手 する条件として,これらの単位を研究室配属前に全て履修済みであること,また研究室配属や進路指導に関する所定の説明会に出席済であることが学科の内規で定められています.
※ 各教員の研究分野については、 博士前期課程情報科学コース のページに、より詳しく紹介されています。
※卒業研究の要旨は、以下のページにPDF形式で掲載されています.
2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
教員一覧
担当教員 | 主な授業科目 |
---|---|
浅井健一 教授 研究室HomePage |
講義科目は「データ構造とアルゴリズム」「関数型言語」 「ゲームプログラミング入門」そして「コンパイラ構成論」などを担当しています。 アルゴリズムの基礎から、正しいプログラミングの方法、プログラミング言語の基礎理論を解説し、 最終的にはコンパイラなど言語処理系の作成方法までを解説します。 |
浅本紀子 教授 研究室HomePage |
講義科目は「計算機代数演習」などを担当しています。 |
伊藤貴之 教授 研究室HomePage (共創工学部文化情報工学科と兼担) |
講義科目は「コンピュータシステム序論」「マルチメディア」 「コンピュータビジョン」 「情報と職業」などを担当しています。 情報処理の仕組みに関する概論や、 その職業との関係について解説します。自分の研究分野に近いところでは、 画像や音声を扱う情報処理の仕組み、データを効果的に画面表示する 「可視化」という技術などを解説します。 |
小口正人 教授 研究室HomePage (共創工学部人間環境工学科と兼担) |
講義科目は「コンピュータ基礎演習」「コンピュータネットワーク I」「コンピュータネットワーク II」「情報科学」などを担当しています。 インターネットの仕組みから、ネットワークを使った高度なコンピューティングまで、 主にネットワーク関係のトピックを解説し、それらを理解してもらうために、 仮想的なインターネット環境を構築する実習も行っています。 |
工藤和恵 教授 研究室HomePage |
講義科目は「線形代数学I,II」「数値計算」などを担当します。専門科目の基礎となる数学と、それを実際の問題にどう使うのかを解説します。 |
小林一郎 教授 研究室HomePage |
講義科目は「データ解析序論」「人工知能論」「自然言語論」などを担当しています。 ロボットが持つような知能や言葉が使えるようになることを目指した技術について解説します。 |
戸次大介 教授 研究室HomePage |
講義科目は「数理基礎論」「位相空間論」「形式言語論」「情報解析学」などを担当しています。 |
吉田裕亮 教授 研究室HomePage (共創工学部文化情報工学科と兼担) |
講義科目は、「確率序論」「情報理論」などが担当です。 |
五十嵐悠紀 准教授 研究室HomePage |
「ヒューマンインターフェース」「マルチメディアプログラミング実習」などを担当します。 だれにでも使いやすいコンピュータを設計するための手法を紹介し、そのようなコンピュータプログラムをつくる実習を指導しています。 |
オベル加藤ナタナエル 講師 研究室HomePage |
講義科目は「プログラミング実習」と「ソフトウェア工学」を担当します。 |
神山翼講師 研究室HomePage |
講義科目は「微分積分学II,III」「環境情報論」を担当します。高校で習って来た微分積分やベクトルによって,私たちの世界はどんな風に記述され,そしてそれを理解するためにどんな風に役立つのでしょうか。その核心を(ついに)これらの講義で知ることになります。私たちの生きている環境がどのように決定されているか,そしてその中で観測される身近な現象(物体運動,気象や海洋の変動,化学反応,生物の増減,恋愛,流体の流れ,電磁気的現象…)の本質を数理的視座から理解し,それを情報科学に生かすための道具を学びます。 |
長尾篤樹 講師 |
講義科目は「システムプログラミング実習」と「計算量理論」を担当します。「計算量理論」では計算するとはどういうことか、問題が難しいとはどういうことかといった観点から、様々な問題の「むずかしさ」を考えます。実世界のあらゆる課題に対し、この課題は楽に解決できるタイプだ、この課題は解決が非常に困難な場合があるタイプだといった感覚を身に付ける事ができます。 |
異動・退職教員一覧
担当教員 | 主な授業科目 |
---|---|
瀬々潤 准教授 ※2015年10月に産業総合研究所に異動 |
講義科目は「バイオインフォマティクス」などを担当しました。 |
萩田真理子 教授 ※2011年度まで情報科学科、 現在数学科教授 |
講義科目は「グラフ理論」「暗号と符号」「組み合わせ論」などを担当しました。 |
渡辺知恵美 講師 ※2013年5月に筑波大学に異動 |
講義科目は「データベース設計論」などを担当しました。 |
斎藤豪 准教授 ※2016年4月に東京工業大学に異動 |
講義科目は「コンピュータグラフィックス」「プログラミング実習」などを担当しました。 |
郡宏 准教授 ※2018年9月に東京大学に異動 |
講義科目は「微分積分5・6」「環境情報論」「フーリエ解析とラプラス変換」などを担当しました。 |
粕川正充 准教授 ※2024年3月に退職 |
講義科目は「コンピュータアーキテクチャI」「コンピュータアーキテクチャII」「情報倫理」などを担当しました。 |
名誉教授一覧
名誉教授 | 研究分野 |
---|---|
小山敏子 | カテゴリー論,符号理論 |
細矢治夫 | 計算化学,応用グラフ理論 |
佐藤浩史 | 計算物理学,量子シミュレーション |
増永良文 | データベース |
竹尾富貴子 | 力学系,カオス理論 |
笠原勇二 | 確率過程論 |
金子晃 | 応用数理 |
河村哲也 | 数値流体力学 |
椎尾一郎 | ヒューマン・コンピュータ・インタラクション |
問い合わせ先
大学へのお問合せはこちらをご覧ください〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
TEL : 03-5978-5704
FAX : 03-5978-5705
責任者 : 情報科学科HP運営委員会 伊藤貴之
※このウェブサイトは情報科学科の学生によって制作されています。